人体と地球の秘密 ~ メッセル
ドイツのメッセルでは、始新世(約5000万年前)の、沼地に堆積した地層に、保存の良い化石を多数産出することで知られています。沼地の地層であるにもかかわらず、飛行性の動物、昆虫や鳥類、コウモリなどの化石が多数発見されており、沼地から有毒なガスが発生して、これらの飛行性の動物を落としてしまったのだ、という解釈もあります。羽毛や軟体部の印象が残ったり、胃の内容物が保存されているものも多く、ここで発見されたコウモリの胃の部分からは蝶の鱗紛や、複眼の断片なども電子顕微鏡で見いだされていて、それらをエサとしていたことがわかっています。