人体と地球の秘密 ~ ミツバチ
番組で紹介したのは、玉川大学で行われたニホンミツバチを使った実験です。ニホンミツバチはニホンの固有種ですが、西洋のミツバチを導入する前から飼育もされていました。ミツバチの起源は白亜紀頃にさかのぼると考えられますが、このような社会性を獲得したのがいつかはわかりません。ダンスを使った情報伝達のしくみは、フリッシュが初めて報告し、動物行動学発展のひとつのきっかけになりました。現在では、さらに詳しい解析が進められています。巣を作り、花の蜜や花粉を集めて幼虫を育てるミツバチの生活は、一方では蜜を与えてくれる植物の受粉を助け、種子を作ることに貢献しています。果樹を栽培している農家では、受粉のために養蜂家と協力して、開花の時期にミツバチの巣箱を置くことも多く行われています。