人体と地球の秘密 ~ 石器の進歩
石器の製作は、猿人の時代には、材料の石の角を叩き落として石器をつくるだけの、簡単な加工を行っていましたが、原人段階から旧人(ネアンデルタール人)段階では、ルヴァロワ技法と呼ばれる、石核から剥片を打ち欠いて、剥片の方で石器をつくるという技法が盛んになっていました。さらに新人(クロマニヨン人)では、石刃技法と呼ばれる方法で、ひとつの石核から無数の石刃をつくりだすことを可能にしました。そうしてつくった石刃をならべて植え込むことで、石器の製作も非常な効率化を示すようになったのです。