人体と地球の秘密 ~ 火星の生命
バイキング計画での探査機の実験では、火星表面での生命の存在については否定的な結果が得られましたが、その後も火星にかつて水が存在していて、生命が誕生していた可能性についての議論はくすぶりつづけていました。1996年、NASAの研究グループは、南極で発見された火星起源と考えられる隕石から、微生物の痕跡と考えられる構造があったと発表し、火星に生命がいたのではないかと主張したことで、大きな反響を引き起こしました。その後、地球上での微生物混入の可能性や、非生物起源の可能性が指摘されて、現在では論争が下火になっています。火星に生命が存在したかどうかの決着は、今後の火星探査の進展を待つしかないようです。